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  • 【症例】保険適応の被せ物を用いた前歯の治療

    2025.03.08

    症例

    前歯は保険診療で白い被せ物の治療をすることが可能です 前歯の被せ物は保険適応のもので、今回の ①レジン前装金属冠というものと、② CAD/CAM冠というものの2種類があります。 ①は裏面が金属、表面が白いプラスチックのものです。一般に金属はプラスチックに比べて断然強度が強く、レジン前装冠は裏面が金属なのでその分噛み合わせに耐える力は強いです。歯応えのあるお肉なども問題なく噛みちぎれるので、快適に使われている方も多いです。 しかし上述したように、プラスチック部の力は弱いので、大きな力が加わると表面のプラスチックが剥がれてしまうことがあります。 ②は表も裏も全面プラスチックでできています。裏面もプラスチック製のため、噛み合わせの強度に心配があったり、ガムみたいな粘着性の高い食べ物が歯にへばりつきやすいという方もいます。 最近では、CAD/CAM冠の保険適用部位が増えているために、材料の質も上がり奥歯に入れられて快適に使われている方も多いと思います。 ①②に共通する欠点として、プラスチック部は経年的に色褪せがしやすいのと、既製の色しかない点があります。ずっと使っていると、前歯の被せ物だけ黄色く変色してしまったり、新品の状態でも隣り合わせのご自身の歯の色とピッタリと色合わせすることができなかったりします。 最後に、今回の保険適応の被せ物も快適に使われている患者さんも多いです。しかし、より色や形をピッタリと合わせるには、自由診療のジルコニアセラミックスがおすすめですので、気になる方は下記の症例もご参照ください。 【症例】コンポジットレジンで修復を繰り返していた前歯をジルコニアセラミック治療で歯並びまで改善   当院では、保険診療でも自由診療でも分け隔てなく考えられる選択肢のメリットデメリットを十分に説明した上で、患者様とよく相談して治療方針を決めております。 歯やお口周りにお困りの症状や気になることがございましたら、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。   みらい歯科 副院長 森昂大   こちらもご参照ください。 虫歯・根管治療 | みらい歯科 セラミック治療 | みらい歯科    

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