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【症例】インプラント治療で、以前のように奥歯で噛めるように!
2024.01.06
治療内容 | インプラント治療 |
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期間 | 3ヶ月 |
治療回数 | 5回 |
費用(施術当時の料金) | インプラント体(骨に埋め込むボルト)×1本 242,000円(税込) 上部構造(インプラントの上につける被せ物)×1本 143,000円(税込) |
治療前の状態・主訴
患者さまは、40代男性の方です。もともと歯に被せ物をして長い間使っていらっしゃいましたが、噛むと痛いことを主訴に来院されました。拝見すると、被せ物の下にあるご自身の歯が完全に二つに割れておりました。
保存的に(歯を抜かずに)治療するのは困難なため、ご相談させていただいたうえで抜歯をし、インプラント治療を行う方針となりました。2~3ヶ月後、歯茎の傷口が治ったところで、お口の中や歯、骨の状態を確認するため、CT撮影を行います。こちらがインプラント治療前の状態です。
治療詳細
抜歯後2~3ヶ月経過後、歯茎がきれいに治った状態で検査のためCT撮影を行いました。CTをもとに、インプラントのシミュレーションを行いました。
インプラントの手術を行います。歯茎を切開して、インプラントを埋め入れていきました。
1~2週間のうちに消毒と抜糸をしました。
その後2~3ヶ月経つとインプラントとご自身の周りの歯茎が馴染んできます。型取りを行い、インプラントの上に被せ物を入れました。使用感を確認していただき、治療終了となりました。
治療後の様子
こちらが治療後の写真です。
治療後は痛みもなく、奥歯で食事を噛めるようになり、患者様は大変満足されていました。
主な副作用・リスク
・予後を完全に保証するものではありません。
・自由診療(保険外診療)での治療となります。
・全身疾患や服薬状況、喫煙等によりインプラントができない場合もあります。
・インプラント治療を行うにあたって必要な条件の1つに、顎の骨の厚みがあります。顎の骨が薄いと、うまくインプラントを植立できず、治療が困難になってしまいます。その場合は、骨再生療法を行い、インプラント治療が可能になるように土台を整える必要があります。
さまざまな治療の中から患者さま一人ひとりに合った治療を
インプラント治療以外の治療方法としては、部分入れ歯による治療やブリッジ治療があります。
部分入れ歯による治療ですと、どうしても天然歯と比べて噛む力は落ちてしまいます。
今回の患者さまは40代の男性で、この歯以外のほぼ全ての歯が健康な状態であり、また、喫煙歴もなく、お体もいたって健康でした。まだまだ歯応えのあるお肉などのお食事をたくさん食べたいでしょうから、部分入れ歯だと食べづらさが出てきてしまうと考えました。
また、ブリッジ治療は両隣の歯を削り、3本一体型の被せ物を入れるものです。噛む力は部分入れ歯よりは強くなります。しかし、30年、40年、もしくはそれ以上にわたり、この先の治療介入を可能な限り少なくしていくためには、この段階で健康な歯を削り、ブリッジ治療を行うのは時期尚早かと考えました。
インプラントですと、健康な歯を削ることなく治療ができ、噛む力は天然歯と同じくらいになります。また、定期的な歯科医院でのメンテナンスを行えば長持ちすると言われています。
そのため、今回は患者さまとも相談させていただき、インプラント治療を進めていくことになりました。
治療方針を決めるにあたって、ご年齢、ご病気、お口の中の状況、喫煙歴、通院できる期間や回数、予算等々、さまざまな要因があります。
患者さまご本人の状況により、どの治療法が適切かは、各々で違ってきます。
歯のことでお悩み、ご不安がある方は、まずはご相談だけでも構いませんので、みらい歯科へお気軽にご相談ください。
みらい歯科 歯科医師 森昂大
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